9月1日「防災の日」に改めて考える、家族と資産を守る保険の備え

皆様、こんにちは。水戸市の総合保険代理店、株式会社ライフプロテクトです。

夏が過ぎ、少しずつ秋の気配が感じられるようになりましたが、この時期は台風シーズンでもあり、自然災害への備えが特に重要になります。

さて、9月1日は「防災の日」です。
これは100年以上前の関東大震災を教訓に制定された日であり、9月は「防災月間」とされています。

私たち茨城県に住む者にとって、この時期は平成23年(2011年)の東日本大震災を思い起こす、特別な意味を持つのではないでしょうか。
あの日から14年の歳月が流れ、日常の中であの日の記憶や危機感が少しずつ薄れてしまっているかもしれません。

しかし、近年も日本各地で豪雨や台風、地震が頻発しており、決して他人事ではありません。
近い将来には南海トラフ巨大地震や首都直下地震といった大規模災害の発生も危惧されています。

「防災の日」をきっかけに、今一度ご自身の、そしてご家族の防災対策を見直し、万が一の事態にどう備えるべきか、一緒に考えてみませんか。
今回は、その備えの柱となる「保険」について、大切なポイントを改めて確認していきましょう。

 

【お住まいの備え】「火災保険」と「地震保険」はセットで考える

 

お住まいを守る保険といえば、まず「火災保険」を思い浮かべる方が多いでしょう。
火災保険は、火事だけでなく、実は台風や大雨による多くの被害をカバーしてくれます。

  • 風災(ふうさい): 強風で屋根瓦が飛ばされた、カーポートが破損した、飛来物で窓ガラスが割れた
  • 水災(すいさい): ゲリラ豪雨や台風で川が氾濫し床上浸水した、裏山が崩れて土砂が流れ込んだ

【チェックポイント①】ご自身の火災保険に「水災補償」は付いていますか?
水災補償は、プランによっては対象外の場合があります。
ぜひこの機会に、水戸市が公開しているハザードマップとご自身の保険証券を照らし合わせ、お住まいのエリアのリスクと備えが合っているかをご確認ください。


【最重要ポイント】地震による損害は「火災保険」では補償されない

ここで最も重要なことをお伝えします。
台風による被害は火災保険でカバーできますが、地震を原因とする火災、建物の倒壊、津波による損害は、火災保険だけでは一切補償されません。

これらの損害に備えるためには、**「地震保険」**へのご加入が必須となります。

地震保険は単独では加入できず、必ず火災保険とセットで加入する保険です。
東日本大震災では、この地震保険が、被災された方々のその後の生活再建にどれほど大きな役割を果たしたか、私たちは目の当たりにしてきました。

【チェックポイント②】「地震保険」に加入していますか?
万が一の際に、生活を立て直すための当面の資金を確保するためにも、地震保険の重要性を改めてご認識いただければと思います。

 

【お車の備え】台風による車の水没、保険で補償される?

お住まいと同様に、車も大切な資産です。台風やゲリラ豪雨の際には、車にも様々なリスクが伴います。

  • アンダーパスを走行中に車が水没(冠水)してしまった
  • 強風で飛ばされてきた看板が当たって車がへこんだ
  • 駐車場が浸水し、車が動かなくなった

こうした損害は、自動車保険に付帯する**「車両保険」**で補償されます。
ただし、車両保険にはいくつか種類があり、一般的に「エコノミー型」と呼ばれるタイプでは、単独事故や今回のような飛来物による損害、水没(冠水)が補償対象外となる場合があります。

【チェックポイント③】ご自身の車両保険は、自然災害による損害をカバーできるタイプですか?
ご自身の車の使い方や駐車場の環境に合わせて、適切な車両保険を選択することが大切です。

万が一、被害にあってしまったら

災害は予測ができません。もし被害にあってしまった場合は、以下の手順で落ち着いて行動してください。

  1. 第一に身の安全を確保する
  2. 被害状況の写真を撮る(片付けや修理を始める前に、あらゆる角度から撮影しましょう)
  3. すぐに当社(株式会社ライフプロテクト)へ連絡する

私たちは保険のプロとして、保険金請求までしっかりとサポートさせていただきます。

 

まとめ:『備え』を『安心』へ

 

災害への備えは、防災グッズの準備や避難場所の確認だけではありません。
被災後の生活を再建するための経済的な基盤を確保しておくことも、同じように重要な「防災」です。

東日本大震災の経験を風化させることなく、教訓として未来に活かしていく。
そのためにも、この「防災月間」を、ご家族と暮らしを守る保険について見直す良い機会としていただければ幸いです。

「自分の保険の内容がよく分からない」「うちの場合はどんな備えが必要?」など、少しでもご不安やご不明な点がございましたら、どうぞお気軽に私たち株式会社ライフプロテクトにご相談ください。
皆様の暮らしに寄り添うパートナーとして、最適な備えをご提案させていただきます。

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